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「エンジンフラッシング」

インプレッション

今回は、エンジン内部のフラッシングです。

何?という方が多いと思うので、説明します。

〔フラッシングって何?〕
簡単に言うとエンジン内部の洗浄です。
長年回り続けたエンジン内部は、カーボンやスラッジなどで
しっかり汚れており、真っ黒になっている箇所もあります。
オイル交換する時、新しいオイルは綺麗な色なのにエンジン
から出てくるオイルは、真っ黒なのはみんな知っていますよね。
あの汚れが蓄積され、どんどん溜まっていきトラブルの原因
となります。
こういった汚れを洗浄し、エンジン内部を綺麗にします。

〔エンジン内部が汚れるとどおなる?〕
エンジン内部にカーボンやスラッジが溜まると、
・ピストンリング回りに溜まると、パワーダウン、オイル上がり、
 シリンダーの編磨耗などのトラブルが起こります。
・IN、EXバルブのラッシュアジャスターに溜まると、油圧がうまく
 掛からず、適正なクリアランス調整ができなくなりカラカラと
 異音が出たり編磨耗します。
・オイルラインのつまりなど、各部の潤滑不足が起こります。
などなどいろいろなトラブルが出ます。
特にアルファーのエンジンは、各部のクリアランスが広い為
特に注意が必要です。

〔実際感じるトラブルってどんな感じ?〕
少しづつトラブルが進んでいくので、年数が進むとこんな物かな?
とおもっているものが多いです。
・エンジン音が大きく、カラカラ音がなる
・パワーやトルクダウンを感じる
・エンジンの回転の上がりが鈍い
・オイルの消費量が多い(1000kmで1?消費する場合もあります)
・燃費が悪い

〔フラッシングをするとどおなる?〕
実際に変化を感じることが出来ます
・エンジン音が静かに
・アルファーのエンジンってこんな走ったっけと思うぐらい
 パワーやトルクが元に近い状態に戻る
・エンジンの回転の上がりが、めっちゃ軽くなる
・オイルの消費量が少なくなる
 かなり走行距離が多い車の場合オイルの消費量が増える場合が
 ありますが、これはピストンリングなどの磨耗が進んでいる為
 です。この場合は、たの添加剤で直る場合があります
・燃費がよくなる

〔作業方法は?〕
・まず汚れたオイルを抜く
・フラッシングオイルをいれ、エンジンをかけ20~30分放置する
 初めてのフラッシングや、走行距離が多い場合は2~3時間放置
・エンジンの熱がこもるので扇風機で冷却しながら
・放置後、汚れたフラッシングオイルを抜く
・オイルエレメントも交換
・新しいオイルと出来ればさらに綺麗になる添加剤も入れる

【今回使用した添加剤】

1114

WAKO’S エンジンフラッシングオイル ¥2,362
(オイルの代わりにエンジンにいれ、エンジン内部の洗浄剤)

WAKO’S スーパーフォアビークル  ¥2,835
(オイルと混ぜる添加剤、フラッシングで落ちない汚れをさらに洗浄)

今回の作業は、チューニングではないですが
アルファーの気持ちよさを、長く楽しんでいただけるものです。
詳しくは、西嶋までお問い合わせください。

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