2018年05月

厳かに、華やかに境内に咲きほこる250鉢の蓮の花

 

喜光寺では平成7年(1995)から境内で蓮の花を育てており、現在では約80種250鉢になりました。

仏教では、蓮の花の特性から清らかな花として古来より大切に育てられています。
蓮は土ではなく泥から芽を出し美しい花を咲かせます。
仏様の台座に蓮がもちいられていることからも、仏教で蓮が大切にされてきたことがわかります。
蓮の花言葉は「清らかな心」です。
大輪の蓮の花が咲く風景は、まさに仏様の世界、浄土そのもの。

私たちの心に清らかな風をふきこみ、癒やしてくれます。
蓮の花は午前中に花をひらき、午後には花をとじてしまいます。
夏の朝の涼しさを感じながら、境内を散策してください。


 

 

開花時期  6月中旬〜8月上旬

拝 観 料  大人 500円
       子供 300円(小・中学生)

所 在 地  〒631-0842  奈良市菅原町508

T  E  L    0742-45-4630

拝観時間  通常 9:00~16:00

駐 車 場  10台(無料)

 

 

あじさい寺で有名な 矢田寺

大和盆地を望むことができる、なだらかな丘陵の中腹にあるお寺で日本の地蔵信仰の発祥地であり、’あじさい寺’とも呼ばれています。
境内一面を、5月中旬に咲き始めるツルアジサイから、9月頃に咲く中国のあじさいまで、約60種約10,000株のあじさいがおおい尽くし、さながら虹の国を散策するようです。

茶室・一如庵

あじさいの咲く頃には、参拝者の所望により茶席を開放し、裏千家流、宗偏流のご奉仕により、一服のおうすを頂けるのが恒例となっています。(毎年6月10日頃より末日まで)

大門坊の沙羅(シャラ)

「平家物語」の冒頭部分でお馴染み沙羅は、お釈迦様が亡くなられた時、その四方を囲んでいた樹木で、それぞれに2本ずつ対になって生えていたことから沙羅双樹と呼ばれるようになったとか…。

 ただし、実際にはお釈迦様のおられたインドの沙羅双樹は日本には自生していませんから、日本では「夏椿」のことを沙羅双樹と呼んでいます。

  『祇園精舎の鐘の聲、諸行無常の響あり。娑羅(しやら)雙樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。』
 朝に咲いて、夜には花が落ちることから、盛者必衰の言葉通り、はかないもののたとえとされています。
 沙羅(シャラ)は、朝に開花して夕方には落ちてしまう「一日花」ですので、沙羅の木が一度に「満開」という状態にはなりません。

 



6月下旬頃から1日に開花する花の数が増えていきます。
 (大門坊正面右側に、雙樹の名前通りに2本睦まじく立っています。)

大門坊の沙羅を見て、初めて沙羅の花を認識した方が大勢おられるようです。(私もその中の一人です。)

 


あじさい園の開園  6月1日(金)~7月10日(火)

 料  金   大人500円 小人200円 
           (上記期間以外、通常は無料)

 備  考   三脚等の使用不可

 所 在 地    〒639-1058 大和郡山市矢田町3549

   ☎     0743-53-1445

 駐 車 場   境内(南入口)の駐車場は無料
        表参道の民営駐車場は有料(普通車500円)

 

 

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